2008.05.01.Thu 01:20
飼い主の出産をはさみ、ようやくムースの旅立ちまでの記録をまとめる気持ちの余裕ができました。 コメント欄にメモしていたことへ説明を付け足す形ですが、 ムースのため、そして自分への戒めのために書きます。
(旅立ち後のお別れの花のことなどは、また後日、別記事で書く予定です。)
9月24日(月)
ムース、初めて動物病院を受診。
3・4日前、少し咳をしていた。(昨日今日はしていない。) 数日前から食欲が落ちてきて、便の出が悪かった。 水は飲むが、昨日からは ほとんど何も食べていない。
動物病院にて、レントゲン検査。 歳で心臓が少し弱っているとのこと。 胃にガスがかなり溜まっていて、腸閉塞の疑いあり。 バリウム検査のため入院となる。
夜9時頃、病院よりTELあり。
バリウムを飲ませてから5時間経過しているが、盲腸までしか流れておらず、胃にもまだバリウムが残っている状態。 進みが遅いので、腸閉塞かどうかの最終的な判断は、明日の早朝にレントゲンを撮ってからとのこと。 閉塞の場合は早朝手術となる。
朝になるまでの命の危険性について尋ねた。 危険はあるらしいが、入院させているのでどうにもならない。。
9月25日(火)
早朝に病院から電話が来るはずなのに、10時半になっても来ないので、心配になってコチラから電話すると、まだバリウムが肛門付近までしか進んでおらず、胃にもバリウムが残っている状態だった。 進みが遅過ぎるが、腸の完全閉塞の可能性は低くなったらしい。
今朝方から新たな症状が出て、ムースは床に片足をつけないでいるそうで、もしかしたら脊椎に異常があり、そのため腸の働きが鈍っているのかもしれない、とのこと。
引き続きバリウムの進み具合をみるが、今の状態では、この先、手術ではなく内科的治療(投薬など)をしていく考えだと、獣医さんの話。
今夜、退院の予定。
21時頃に退院したムースは、入院させる時よりも確実に状態が悪くなっていた。 両眼は目ヤニで塞がり、足を引きずってヨタヨタひょこひょこと歩く。
結局、退院するまでバリウムは肛門から出ず、盲腸付近で大量に停滞している状態。 完全閉塞ではないが、胃腸機能の著しい低下の原因も判らず終いだった。
獣医さんの最終的な判断は、心不全と心臓肥大で、胃腸や下半身の症状との関係は不明とのこと。
胃の中のガス抜きの薬と食欲改善の薬に、亡きメロンと同じような利尿剤と降圧剤を混ぜたものが出された。
帰宅後のムースは、お腹が痛いのか便が出ないのがツライのか、お尻をモゾモゾさせながら水槽内を移動していた。
その後は、時おり水は飲むが、薬をしみ込ませたパンと梨以外には見向きもせず、お腹が苦しそうにうずくまって震えていた。
このままだと長くないかもしれないと覚悟する。
9月26日(水)
朝、小刻みに震える感じはなくなり、巣材にわずかな下痢便が付いていたので、少し希望が見えてきた。
相変わらず目ヤニと下半身のふらつきがひどいが、薬パンとキュウリとヨーグルト少々を食べた。 下痢が続けばまた別の危険が出てくるが、今は下痢でも何でも出てほしい。
昼過ぎ、お湯でやわらかくしたペレット(ハムセレ)に、冷めてから乳酸菌(アリメペット)を混ぜ、口元に持っていくと、スプーン半分くらい食べた。 少しずつだが食欲は戻ってきているようだ。
9月27日(木)
朝、ほんのわずかずつ食べる量は増えているが、また下痢便さえも出なくなった。 まだ腸に残っているであろうバリウムと食べた分で お腹が膨らんでいる。
1日中ほとんど動かずに巣材の中で丸まっている。
15時頃、ムースがオシッコに起きてトイレの場所(うちはトイレは置いてない)に行った帰り道、やわらかくしたペレットを自分からすすんで食べていた。
目ヤニで塞がっていた目も、片目は開いた。(毎日数回、動物病院からもらった抗炎症点眼薬を点している。) ただ、たぶん右足だと思うが、床につけない感じで歩く。
18時、顔の右半分が腫れてきている。
足が不自然なのも右足、目ヤニがひどいのも右目・・・なにか関係しているのだろうか。 下痢便が少し出た。
9月28日(金)
たまに起きてきては、自分からふやかしペレットやキュウリを食べている。 体の安定を保っていられないため食物を両手で持つことがなかなか出来ず、手こずりながら片手で押さえて食べている。
移動の際、右足はほとんどきかないようで、両手と左足だけでヒョコヒョコと歩いている。
水様ではない下痢便が少しずつ出ている。(肛門の周りに付いている感じ。)
9月30日(日)
一昨日から、食欲はあるが食べるのに苦労している様子だったが、徐々に口が開かなくなってきている。 薄く切ったもの小さいものしか食べられなくなった。
やはり獣医さんの話にあったように、どこか神経系に異常があるのだろう。 人間でいう脳梗塞みたいなものだろうか。
便は少し形のみえる下痢が続いているが、食べる量が少ないことと腸の働きが鈍っているため、ゆっくりと少しずつ出ている。
10:30、目薬を点すために塞がれていた両目を指で開けたら、瞼が開いた瞬間、樹液が溢れ出すかのように白い(液体に近い)膿?が出てきた。
昨日までは右側の顔が「腫れている」だったが、今日は明らかに「コブ」のような固さの膨らみが口の右下あたりに出来ていた。 腫瘍かもしれない。 そのコブのせいで右顔がアゴから目のあたりまで腫れていて、口を開けにくいのもそのためだったのだ。
部位的にも年齢的にも手術が難しそうだ。。 ムースの余生が少しでも穏やかでありますように…!!!
10月1日(月)
検査入院から退院した次の日あたりから、ムースの肛門付近が黒ずみ始め、日に日に、出の遅いウンチが肛門に集まって固まり始めたような状態だったのだが、今朝、その黒ずみの下あたりが裂けて脱肛(というのか?ひどい切れ痔とでもいうのか?)のようになってしまった。
バリウム検査が肛門を通過しないうちに終わってしまったことが ずっと気になっていたのだが、悪い予感が当たってしまった。
10:40、飼い主の体調の都合で自分では長距離運転ができないため、かかりつけの動物病院に電話で肛門が破けた(?)ことを話し、手術などで助かる確率を聞いたが、時間がどれくらい経っているかわからないので見てみないと分からないと言われる。 そりゃそうだが、だいたいの目安になる話をしてくれてもいいだろうに。
近くの病院を調べるついでに、PCで肛門の症状を検索。 「便秘・腸閉塞で足を引きずることがある。治療としては下剤を投与」と書いてあるのを見つける。
獣医さんの言っていた脊椎とかは関係なく、便秘だったのでは? どちらにしろ、もぅいつもの病院に連れて行く気はない。
11:30、このブログに偶然たどりついて見ているのか知らないが、以前「ペットの写真を撮ると魂を持ってかれちゃうよ。ブログに載せるなら俺の写真を載せて。」と言った獣医さん。 載せる訳がない!ブログと愛ハムたちの死が汚れてしまう。
そんな獣医さんに、聞きたいことを聞けないでいることも多かった。 聞けば、変なたとえ話や自己防衛から来ているよぅな話が何十倍にもなって返ってくる。
ひねくれている人によく見受けられる「言葉尻に敏感」なところ。 以前「先生を信じます」と言ったら、「信じるという言葉はこちらに責任を押しつけている」と始まり、「信じられても、裏では治療せずに請求したりしているかもしれないよ」とも言った。 それまで「ペットにとって最善の方法を選んでください」と言っていた先生だったのに。。
それでも、この獣医さんに診てもらっていたのは、他の獣医さんより腕はよく小動物の治療にも慣れているからだ。 口ではひねくれたことを言うが、他の獣医さんよりもよく診てくれたと思う。 その点だけは感謝している。
選択の責任は飼い主にある。
いろいろ考えたが、いつもの動物病院でさえ助かるかわからないので、小動物に慣れていない近くの病院へ連れていくのはやめた。
無責任な飼い主だと思われるかもしれないが、口の横に瘤ができた時点で(年齢的にも)積極的治療はしないと決めていたので、このままムースの旅立ちを自宅で看取ろうと思う。
ムースは、肛門が裂けた(?)後、痛みからかウロウロしていたが、やがて利かない足を投げ出してうずくまり、じっとしていた。 体温が急激に下がっており、今は時々痙攣しながら足を動かそうとする。
出血などはなく、肛門が裂けて、言わば肛門が無い状態になったことで、切ることのできないウンチが大きな塊となってシッポの下にくっついている。
10月2日(火)
昨日のその後、ムースは更に体温が下がり、意識はなく10秒に1回くらいの感覚で息をしている。 これまで溜まりに溜まっていたウンチが一気に体外へ出されたため、体温を奪われ仮死状態(仮冬眠)に入ったと思われる。 (飼い主も昨夜、これ以上ムースの苦しみが長引かないようにと暖房機具を切った。)
夜中の間に、体内に残っていたウンチ全てと腸液のような液体が裂けたお尻から出て、今朝は何も出なくなった。
ムースが眠り続ける中、これまで反対意見を抱いていた「安楽死」のことを考えた。 今のムースを人肌で暖めて行けば目を覚まさせることもできるかもしれないのだが、(素人では失敗することも多く、苦しませたあげくに死なせてしまうこともある。私も以前ジャンガリアンを飼っていた時に失敗している。)どうすればいいのか迷っている。
日が昇り気温が上がるにつれて、仮死状態から目覚める前(失敗例しか知らないが)のように体をビクつかせ、間をあけて大きな呼吸をしていた。
その状態が3時間くらい続いた後、「ぐぅーーーーー…」という息を吐き出すような高い音がし、背中を丸めていたムースの体がゆっくりと真っ直ぐに伸びて、またゆっくりと丸まった。 この伸びが3回繰り返された後、ムースの心臓は動かなくなった。 11:15頃、ムース永眠。
最期、意識をしっかり取り戻さずに旅立ったことが、せめてもの救いだ。 目覚めていたら、きっと苦しみが待っていただろうから。。
・・・ムース・・・・・むごい死に方をさせてしまってごめんね。。。
12:00(ムースが亡くなってから)
ムースのお尻が破けてから ずっと考えていたこと。
獣医さんの診断名を信用し過ぎずに、もっと自分の直感で動けばよかった、ということ。
バリウム検査が中途半端な形で終わり 退院となった日、「バリウムが出ずに体内に残っていて大丈夫なんですか?」と尋ねた時、獣医さんの「動物の場合は大丈夫です」と言い切った言葉を鵜呑みにし、毛詰まりなどの可能性を予感しつつも食い下がらず、「心不全と心臓肥大」という診断名に 退院後も安心してしまった。
確かに年齢的に心臓疾患は出るだろうが、診察時に一番気にしていた「ウンチが出ない」ことを、反論されようが食い下がって訴えれていれば、違う結果になったかもしれない。
獣医さんとの会話時の精神的苦痛を避けるためにムースを犠牲にしてしまったこと。。
もう当分、ペットを飼う気力がないが、もしまた飼う時があるなら、言いたいことを言えて腕もよい獣医さんを探してからにしたい。
以上が、ムースの発病に気付いてから亡くなるまでの経緯を、当時メモしていたものです。
それから半年が経ち、今思うのは、「肛門までバリウムが通っても肛門から出なかったのは、肛門に何かしらの異常があるからだ」と、何故、獣医さんも私も考えなかったのだろう、ということ。
バリウムが体内に残っていても危険はないと獣医さんは言っていたが、それは「体内に残っているバリウム」に対しての話であり、「バリウムが残っている(体内から出ない)ような体の状態(事態)」に対しては危険だったのではないか。 その危険=病気を、獣医さんは きちんと考えてくれていたのだろうか。
目から樹液のように溢れ出ていた白い目ヤニは、バリウムだったのかもしれない。。素人でよく分からないが、今思えばそうだったのではないかと考えてしまう。
それから、ムースの肛門が裂けて動物病院に電話で指示を仰ごうとした時の会話を思い返すと、あの時は話がうまく伝わらず、獣医さんは、いつもの「直腸脱(腸重積を含む)」だと勘違いしてしまったのではないだろうか。
後から後から、獣医さんとの言葉や心のすれ違いが浮かび上がって来て、後悔と反省ばかり。
もし次に小さな命を迎え入れる時が来たら 2度と同じ過ちを繰り返さないことが、ムースへの、せめてもの償いです。
(旅立ち後のお別れの花のことなどは、また後日、別記事で書く予定です。)
9月24日(月)
ムース、初めて動物病院を受診。
3・4日前、少し咳をしていた。(昨日今日はしていない。) 数日前から食欲が落ちてきて、便の出が悪かった。 水は飲むが、昨日からは ほとんど何も食べていない。
動物病院にて、レントゲン検査。 歳で心臓が少し弱っているとのこと。 胃にガスがかなり溜まっていて、腸閉塞の疑いあり。 バリウム検査のため入院となる。
夜9時頃、病院よりTELあり。
バリウムを飲ませてから5時間経過しているが、盲腸までしか流れておらず、胃にもまだバリウムが残っている状態。 進みが遅いので、腸閉塞かどうかの最終的な判断は、明日の早朝にレントゲンを撮ってからとのこと。 閉塞の場合は早朝手術となる。
朝になるまでの命の危険性について尋ねた。 危険はあるらしいが、入院させているのでどうにもならない。。
9月25日(火)
早朝に病院から電話が来るはずなのに、10時半になっても来ないので、心配になってコチラから電話すると、まだバリウムが肛門付近までしか進んでおらず、胃にもバリウムが残っている状態だった。 進みが遅過ぎるが、腸の完全閉塞の可能性は低くなったらしい。
今朝方から新たな症状が出て、ムースは床に片足をつけないでいるそうで、もしかしたら脊椎に異常があり、そのため腸の働きが鈍っているのかもしれない、とのこと。
引き続きバリウムの進み具合をみるが、今の状態では、この先、手術ではなく内科的治療(投薬など)をしていく考えだと、獣医さんの話。
今夜、退院の予定。
21時頃に退院したムースは、入院させる時よりも確実に状態が悪くなっていた。 両眼は目ヤニで塞がり、足を引きずってヨタヨタひょこひょこと歩く。
結局、退院するまでバリウムは肛門から出ず、盲腸付近で大量に停滞している状態。 完全閉塞ではないが、胃腸機能の著しい低下の原因も判らず終いだった。
獣医さんの最終的な判断は、心不全と心臓肥大で、胃腸や下半身の症状との関係は不明とのこと。
胃の中のガス抜きの薬と食欲改善の薬に、亡きメロンと同じような利尿剤と降圧剤を混ぜたものが出された。
帰宅後のムースは、お腹が痛いのか便が出ないのがツライのか、お尻をモゾモゾさせながら水槽内を移動していた。
その後は、時おり水は飲むが、薬をしみ込ませたパンと梨以外には見向きもせず、お腹が苦しそうにうずくまって震えていた。
このままだと長くないかもしれないと覚悟する。
9月26日(水)
朝、小刻みに震える感じはなくなり、巣材にわずかな下痢便が付いていたので、少し希望が見えてきた。
相変わらず目ヤニと下半身のふらつきがひどいが、薬パンとキュウリとヨーグルト少々を食べた。 下痢が続けばまた別の危険が出てくるが、今は下痢でも何でも出てほしい。
昼過ぎ、お湯でやわらかくしたペレット(ハムセレ)に、冷めてから乳酸菌(アリメペット)を混ぜ、口元に持っていくと、スプーン半分くらい食べた。 少しずつだが食欲は戻ってきているようだ。
9月27日(木)
朝、ほんのわずかずつ食べる量は増えているが、また下痢便さえも出なくなった。 まだ腸に残っているであろうバリウムと食べた分で お腹が膨らんでいる。
1日中ほとんど動かずに巣材の中で丸まっている。
15時頃、ムースがオシッコに起きてトイレの場所(うちはトイレは置いてない)に行った帰り道、やわらかくしたペレットを自分からすすんで食べていた。
目ヤニで塞がっていた目も、片目は開いた。(毎日数回、動物病院からもらった抗炎症点眼薬を点している。) ただ、たぶん右足だと思うが、床につけない感じで歩く。
18時、顔の右半分が腫れてきている。
足が不自然なのも右足、目ヤニがひどいのも右目・・・なにか関係しているのだろうか。 下痢便が少し出た。
9月28日(金)
たまに起きてきては、自分からふやかしペレットやキュウリを食べている。 体の安定を保っていられないため食物を両手で持つことがなかなか出来ず、手こずりながら片手で押さえて食べている。
移動の際、右足はほとんどきかないようで、両手と左足だけでヒョコヒョコと歩いている。
水様ではない下痢便が少しずつ出ている。(肛門の周りに付いている感じ。)
9月30日(日)
一昨日から、食欲はあるが食べるのに苦労している様子だったが、徐々に口が開かなくなってきている。 薄く切ったもの小さいものしか食べられなくなった。
やはり獣医さんの話にあったように、どこか神経系に異常があるのだろう。 人間でいう脳梗塞みたいなものだろうか。
便は少し形のみえる下痢が続いているが、食べる量が少ないことと腸の働きが鈍っているため、ゆっくりと少しずつ出ている。
10:30、目薬を点すために塞がれていた両目を指で開けたら、瞼が開いた瞬間、樹液が溢れ出すかのように白い(液体に近い)膿?が出てきた。
昨日までは右側の顔が「腫れている」だったが、今日は明らかに「コブ」のような固さの膨らみが口の右下あたりに出来ていた。 腫瘍かもしれない。 そのコブのせいで右顔がアゴから目のあたりまで腫れていて、口を開けにくいのもそのためだったのだ。
部位的にも年齢的にも手術が難しそうだ。。 ムースの余生が少しでも穏やかでありますように…!!!
10月1日(月)
検査入院から退院した次の日あたりから、ムースの肛門付近が黒ずみ始め、日に日に、出の遅いウンチが肛門に集まって固まり始めたような状態だったのだが、今朝、その黒ずみの下あたりが裂けて脱肛(というのか?ひどい切れ痔とでもいうのか?)のようになってしまった。
バリウム検査が肛門を通過しないうちに終わってしまったことが ずっと気になっていたのだが、悪い予感が当たってしまった。
10:40、飼い主の体調の都合で自分では長距離運転ができないため、かかりつけの動物病院に電話で肛門が破けた(?)ことを話し、手術などで助かる確率を聞いたが、時間がどれくらい経っているかわからないので見てみないと分からないと言われる。 そりゃそうだが、だいたいの目安になる話をしてくれてもいいだろうに。
近くの病院を調べるついでに、PCで肛門の症状を検索。 「便秘・腸閉塞で足を引きずることがある。治療としては下剤を投与」と書いてあるのを見つける。
獣医さんの言っていた脊椎とかは関係なく、便秘だったのでは? どちらにしろ、もぅいつもの病院に連れて行く気はない。
11:30、このブログに偶然たどりついて見ているのか知らないが、以前「ペットの写真を撮ると魂を持ってかれちゃうよ。ブログに載せるなら俺の写真を載せて。」と言った獣医さん。 載せる訳がない!ブログと愛ハムたちの死が汚れてしまう。
そんな獣医さんに、聞きたいことを聞けないでいることも多かった。 聞けば、変なたとえ話や自己防衛から来ているよぅな話が何十倍にもなって返ってくる。
ひねくれている人によく見受けられる「言葉尻に敏感」なところ。 以前「先生を信じます」と言ったら、「信じるという言葉はこちらに責任を押しつけている」と始まり、「信じられても、裏では治療せずに請求したりしているかもしれないよ」とも言った。 それまで「ペットにとって最善の方法を選んでください」と言っていた先生だったのに。。
それでも、この獣医さんに診てもらっていたのは、他の獣医さんより腕はよく小動物の治療にも慣れているからだ。 口ではひねくれたことを言うが、他の獣医さんよりもよく診てくれたと思う。 その点だけは感謝している。
選択の責任は飼い主にある。
いろいろ考えたが、いつもの動物病院でさえ助かるかわからないので、小動物に慣れていない近くの病院へ連れていくのはやめた。
無責任な飼い主だと思われるかもしれないが、口の横に瘤ができた時点で(年齢的にも)積極的治療はしないと決めていたので、このままムースの旅立ちを自宅で看取ろうと思う。
ムースは、肛門が裂けた(?)後、痛みからかウロウロしていたが、やがて利かない足を投げ出してうずくまり、じっとしていた。 体温が急激に下がっており、今は時々痙攣しながら足を動かそうとする。
出血などはなく、肛門が裂けて、言わば肛門が無い状態になったことで、切ることのできないウンチが大きな塊となってシッポの下にくっついている。
10月2日(火)
昨日のその後、ムースは更に体温が下がり、意識はなく10秒に1回くらいの感覚で息をしている。 これまで溜まりに溜まっていたウンチが一気に体外へ出されたため、体温を奪われ仮死状態(仮冬眠)に入ったと思われる。 (飼い主も昨夜、これ以上ムースの苦しみが長引かないようにと暖房機具を切った。)
夜中の間に、体内に残っていたウンチ全てと腸液のような液体が裂けたお尻から出て、今朝は何も出なくなった。
ムースが眠り続ける中、これまで反対意見を抱いていた「安楽死」のことを考えた。 今のムースを人肌で暖めて行けば目を覚まさせることもできるかもしれないのだが、(素人では失敗することも多く、苦しませたあげくに死なせてしまうこともある。私も以前ジャンガリアンを飼っていた時に失敗している。)どうすればいいのか迷っている。
日が昇り気温が上がるにつれて、仮死状態から目覚める前(失敗例しか知らないが)のように体をビクつかせ、間をあけて大きな呼吸をしていた。
その状態が3時間くらい続いた後、「ぐぅーーーーー…」という息を吐き出すような高い音がし、背中を丸めていたムースの体がゆっくりと真っ直ぐに伸びて、またゆっくりと丸まった。 この伸びが3回繰り返された後、ムースの心臓は動かなくなった。 11:15頃、ムース永眠。
最期、意識をしっかり取り戻さずに旅立ったことが、せめてもの救いだ。 目覚めていたら、きっと苦しみが待っていただろうから。。
・・・ムース・・・・・むごい死に方をさせてしまってごめんね。。。
12:00(ムースが亡くなってから)
ムースのお尻が破けてから ずっと考えていたこと。
獣医さんの診断名を信用し過ぎずに、もっと自分の直感で動けばよかった、ということ。
バリウム検査が中途半端な形で終わり 退院となった日、「バリウムが出ずに体内に残っていて大丈夫なんですか?」と尋ねた時、獣医さんの「動物の場合は大丈夫です」と言い切った言葉を鵜呑みにし、毛詰まりなどの可能性を予感しつつも食い下がらず、「心不全と心臓肥大」という診断名に 退院後も安心してしまった。
確かに年齢的に心臓疾患は出るだろうが、診察時に一番気にしていた「ウンチが出ない」ことを、反論されようが食い下がって訴えれていれば、違う結果になったかもしれない。
獣医さんとの会話時の精神的苦痛を避けるためにムースを犠牲にしてしまったこと。。
もう当分、ペットを飼う気力がないが、もしまた飼う時があるなら、言いたいことを言えて腕もよい獣医さんを探してからにしたい。
以上が、ムースの発病に気付いてから亡くなるまでの経緯を、当時メモしていたものです。
それから半年が経ち、今思うのは、「肛門までバリウムが通っても肛門から出なかったのは、肛門に何かしらの異常があるからだ」と、何故、獣医さんも私も考えなかったのだろう、ということ。
バリウムが体内に残っていても危険はないと獣医さんは言っていたが、それは「体内に残っているバリウム」に対しての話であり、「バリウムが残っている(体内から出ない)ような体の状態(事態)」に対しては危険だったのではないか。 その危険=病気を、獣医さんは きちんと考えてくれていたのだろうか。
目から樹液のように溢れ出ていた白い目ヤニは、バリウムだったのかもしれない。。素人でよく分からないが、今思えばそうだったのではないかと考えてしまう。
それから、ムースの肛門が裂けて動物病院に電話で指示を仰ごうとした時の会話を思い返すと、あの時は話がうまく伝わらず、獣医さんは、いつもの「直腸脱(腸重積を含む)」だと勘違いしてしまったのではないだろうか。
後から後から、獣医さんとの言葉や心のすれ違いが浮かび上がって来て、後悔と反省ばかり。
もし次に小さな命を迎え入れる時が来たら 2度と同じ過ちを繰り返さないことが、ムースへの、せめてもの償いです。
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